中国アニメ『天官賜福2期 日本語吹替版』用語解説・2期-2話視聴感想(神回)

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TVアニメ『天官賜福』(てんかんしふく、天官赐福)は、墨香銅臭(モーシャントンシウ)の中国Web小説を原作とした美しく壮大な中国ファンタジーアニメ作品です。

©bilibili 中国天官賜福

第2期「天官賜福 貮」の日本語吹き替え版が、2024年1月7日から放送開始されました。


中国アニメなので、用語が難しくアニメだけ視聴していると理解ができないことはないでしょうか。

原作小説を読むか、ネタバレ解説を見ないとわからない部分がおおいかと思います。

すこしでも、世界観や用語が分かるようにまとめています。


また2期-2話「玲瓏の賽」のネタバレあり視聴感想を記事末尾にまとめています。

目次

世界観・用語・解説

「天官賜福」に登場する用語の解説をお届けいたします。

三界(さんかい)

「天官賜福」は古代中国を背景とした、神や鬼や妖怪などが存在する架空世界の物語である。

【三界】天界、人界、鬼界を総称して三界と呼ぶ。

・「天界」神が住む世界
・「人界」人が住む世界
・「鬼界」鬼や妖怪が住む世界

天界(てんかい)

・天界では神を神官と呼んでいる。
・神官の仕事は人の願いを叶えたり、問題解決の手助けをすることである。
・神官には武神と文神と五師がいる。
・天界は上天庭と中天庭の二つにわかれている。

人界(じんかい)

・人界の人間は、修行をしたり徳を積んだりすることで神(神官)になることが出来る。これを飛昇という。
・飛昇できる人はごく僅かで、数百年に一人いるかいないかである。
・飛昇できなくても、上天庭の神官に点将されれば補佐や世話係として天界に行くことが出来る。
・普通の人は、信徒として神(神官)に線香をあげたりお供えをして願い事をする。
・信徒の数が増えると神官の法力があがる。
・信徒の信仰心が強いと神官の功徳が増える。

鬼界(きかい)

・鬼界は死んだ人間が住む世界である(中国語では死者の霊魂を鬼と呼ぶ)
・死んでも鬼界には行かずに消滅する人(霊魂)もいる。
・商売をする鬼、人を殺す鬼など色々な鬼がいる。
・天界の神官たちが人間だったときに何をしたかは知られているが、鬼の生前の素性はほぼ知られていない。
・人に害を及ぼす鬼には悪、厲、凶、絶の四つの等級がある。
・妖魔鬼怪も鬼界にいる。

法力(ほうりき)

・神官や鬼、修行者が操る人智を超えた力のこと。
・神官の場合は自身を祀る信徒の信仰心が法力の源となる為、寺院や信徒が増える程法力が強くなる。
・鬼の場合は修練の他に、他の鬼を喰うことでその能力と法力を自分のものとすることができる。

功徳(くどく)

・信仰している神官の寺院に線香や灯明を供えると、供物がその神官の功徳に変化する。
・功徳は神官にとって貨幣のような役割を果たしている。

法宝(ほうぼう)
日本語アニメ版名称:法器(ほうき)

・神官達が所持する妖魔を制圧、殺傷する宝物(ほうもつ)
・法力によって操ることができるが、謝憐の操る若邪は例外的に法力無しに彼の指示を聞く法宝である。

四名景(よんめいけい)

人々に語り継がれる上天庭の四名の神官が飛昇する前の美談。

・太子悦神(たいしえつしん)…謝憐
・少君傾酒(しょうくんけいしゅ)…師青玄
・将軍折剣(しょうぐんせつけん)…裴茗
・公主自刎(こうしゅじふん)…雨師篁

四大害(よんだいがい)

鬼界の四名の強大な力を持つ鬼達の二つ名。

・血雨探花(けつうたんか)…花城
・黒水沈舟(こくすいちんしゅう)…黒水玄鬼
・青灯夜遊(せいとうやゆう)…戚容
・白衣禍世(はくいかせい)…白無相

原作の公式カップリング

ここから少しネタバレを含みます。お気をつけください。

ここからBL要素が含みます。苦手な人は、以下は見ないでください。

花城×謝憐( ホワチョン/ シエ・リェン)

中国の小説家・墨香銅臭(モーシャントンシウ)の小説作品は、CP(カップリング)が公式で定められています。

過去に読者間のCPを巡る激しい論争や作者に対する注文、誹謗中傷が相次いだ事情から、作者が作品のあとがきやインタビューなどで不要な論争を避ける為に公式CPの受け攻めを逆にする、他のキャラクターと恋愛関係にするなどは望ましくないという旨の発言をしています。

ただし、中国はBL表現ができないため、アニメでの関係性は匂わせがあるブロマンスとなっています。

謝憐(シエ・リェン)CV:神谷浩史 

主人公(受)
通称:太子殿下 / 殿下
寺院名:太子殿
法宝:若邪 / 芳心剣
誕生日:7月15日(中国歴6月12日)
見た目年齢:17歳ぐらい
身長:178㎝

仙楽国の太子・謝憐(シエ・リェン)は高貴で美しく天賦の才能の持ち主です。
人々を救うことを志して修行を積み、すべての人に愛されていました。
17歳の時、強い鬼を倒して帝君に褒められ、若い頃に飛昇し武神になりました。

しかし彼は二度も天界から追放され「三界の笑い者」と揶揄され、上天庭の神官でありながら信徒は残っていません。

太子悦神(たいしえつしん)

「四名景の一人」
太子悦神(たいしえつしん)


17歳の時、伝統的な神事である「祭天遊」で、神武(シェンウー)大帝(天界の第一武神)に扮した謝憐が、城楼から転落した子供を受け止めて仮面が剥がれて謝憐(シエ・リェン)の美貌があらわになり、それが四名景のひとつ「太子悦神」と呼ばれ伝説となっています。

若邪(ルオイエ)

謝憐の法宝。自我を持つ包帯状の白綾で、普段は謝憐の手首に巻きついている。
彼の指示によって白い毒蛇のように飛び出し、対象の捕縛や保護、時には妖魔などの敵を絞殺することもある。

芳心剣(ファンシンケン)

謝憐が所持する細身の黒剣。
黒色の宝石から打ち鍛えたかの如き漆黒の長剣で、剣身の中央には銀白色の線が一筋走っている。
稀代の宝剣であることは間違いないが、その詳細は謎に包まれている。

花城(ホワチョン)CV:福山潤

主人公(攻)
通称:三郎(サンラン)/血雨探花 / 花城主
称号:絶境鬼王
等級:絶
武器:湾刀厄命 / 死霊蝶
誕生日:6月10日(中国歴5月6日)
見た目年齢:20歳ぐらい(三郎の姿の時は16、17歳)
身長:190㎝(三郎の姿の時は185㎝)

紅い衣に右眼を覆う眼帯が特徴の美しい鬼。
非常に強力な大鬼王であり、柄に赤い眼球が嵌め込まれた湾刀「厄命」と、死霊蝶と呼ばれる銀色の蝶を操って戦う。

その素晴らしい刀術は、一瞬にして数万の妖魔を斬り刻み血の雨を降らせると言われている。

「八百年、貴方に焦がれ続けた。」

800年、殿下を想い続けた、ストーカーの美形鬼ですね。

血雨探花(ケツウタンカ)

「四大害の一人」
血雨探花(ケツウタンカ)

血の雨の中に道端にある小さな花を傘で遮ったという由来から「血雨探花」と呼ばれている。

厄命(オーミン)

花城が錬成した自我を持つ湾刀。
柄に赤い眼球が嵌め込まれており、君吾いわく「呪いの刃であり不吉な刀」
花城の類まれな刀術と合わさると、一瞬で無数の敵を斬り刻む程の凄まじい威力を発揮する。
謝憐に撫でられるのが好きだが、彼に可愛がられるたびに嫉妬した花城に叩かれている。

死霊蝶(シレイチョウ)

花城が操る銀色の蝶。
水晶のような美しさとは裏腹に数万もの群れを成して標的に襲いかかり、時にはたった1羽で人知れず敵の身体にとまり動きを封じる力を持っている。
さらに、その姿を空気中に溶け込ませ、遠隔地の映像や音声を花城に届ける隠密行動までもを可能とする。

アニメ2期-2話「玲瓏の賽」(ネタバレあり神回)

第二話「玲瓏の賽」――――

賭場で謝憐たちと落ち合うはずだった武神・郎千秋だが、博徒のあまりの醜態に腹を立て騒ぎを起こしてしまう。城主である花城に攻撃するも歯が立たず、逆に身動きを封じられてしまった郎千秋。道友を助けるべく賭博に参加することになった謝憐は、花城と一対一の勝負をすることになるが…。

引用元:©天官賜福製作委員会

城主曰く、うえにきてくれたら手解きをすると。

 
大小の目どちらできそう?

では、おおきいめで。

 
わかった。俺がさき…

あ、あぁっ(吐息)

ちがう。…こうだ、一緒に。

こんなふうに?

そう、それでいい。

あけてみて。

もう一度

は、はい。

どうだい?少しおおきくなった。

上出来だ。つづけて…。

アニメ2期-2話 感想(ネタバレあり)

2期-2話 感想

2期-1話のラストで再開を待っていました!
巷で噂されている…公開イチャイチャチンチロ回ですどんなネーミングという、突っ込みはおいて置いて。

サイコロ振って賭けの手解きを理由にして、殿下の手を握りふりふりふりふり
エロいことしてないのにセリフと手が…
匂わせで凄いのを制作したなと、中国アニメに感心しました。

殿下の賭けの品が食べかけの饅頭(マントウ)で、負けて饅頭を三郎に渡したあと、堂々と食べかけの饅頭をかじる三郎!走って逃げる乙女な殿下…なんでしょうか、ずっとニヤニヤしながら観てしまいました‼笑

2期-2話、激甘イチャイチャ回で最高でした!

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