BL小説「美しい彼」ひらきよシリーズの読む順番、原作の感想

小説『美しい彼』（うつくしいかれ）は、凪良ゆうによる日本のBL小説である。

2014年12月19日にキャラ文庫（徳間書店）にて刊行。2021年9月までに番外編集を含めシリーズ4巻が刊行されています。

受賞歴

『美しい彼』BLアワード2015 小説部門第1位
『憎らしい彼』BLアワード2017 小説部門第2位
『悩ましい彼』BLアワード2020 小説部門 1位
『interlude』BLアワード2022 小説部門1位

ＢＬアワードで受賞した小説を侮ってはいけません

実写ドラマや漫画で『美しい彼』を知ったという人は、キャラの内面をさらに深掘りしている小説もぜひ読んでみてはいかがでしょうか

◆どんな作品なのか？

●BL（ボーイズラブ）小説が読みたい人

●ネガティブ攻め×俺様ツンデレ美人受け

●キモいのに笑いながら読める作品

ここからBL要素が含みます。苦手な人は、お気をつけください。

小説「美しい彼」

2023年度直木賞候補にも選出されている作家・凪良ゆうのBL代表作「美しい彼」シリーズは、累計80万部突破の小説。（2023年11時点）

作品紹介

◆原作小説 1～3巻+番外編1巻
著：凪良ゆう／画：葛西リカコ
出版社 ‏ : ‎ 徳間書店

番外編集を含め小説シリーズ4巻が刊行されています！

あらすじ

幼いころから緊張すると言葉がつかえてしまうため、内向的で、高校でも目立たない存在の平良。
そんな平良が憧れるのは、クラスメイトの清居だ。

人目を惹く美貌に、誰にも媚びない態度で、クラスの王様として君臨する清居。
「彼にとっては、誰もが平等に無価値なんだ──」

グループのみそっかす的な平良は、清居に忠誠を尽くすのが喜びだったけれど……!?

主役CP：平良 ✕ 清居

「キモがられても、ウザがられても、死ぬほど君が好きだ」

無口で友達もいない、クラス最底辺の高校生・平良。そんな彼が一目で恋に堕ちたのは、人気者の清居だ。

（攻）平良一成(ひらかずなり)

ネガティブ攻め

・無口で根暗な底辺ぼっち。
・クラスのトップに君臨する清居を崇め奉り“キモウザ”と称される。

自分の気配に気づいてくれればいいと、昼食の調達に使いっ走りと清居に忠誠を尽くす平良だけど!?

（受）清居奏(きよいそう)

俺様ツンデレ美人受け

・圧倒的カリスマを誇る美形。
・傍若無人に見えて、周囲をよく観察し、愛されたいという欲求を隠し持つ。

誰ともつるまず平等に冷酷で、クラスの頂点に君臨する王キング――。

小説シリーズ読む順番について

劇場版の続きを知りたい人は、小説「悩ましい彼」を読んでください。

小説は、基本的に刊行順に読んでいくのがおすすめ。

刊行年	作品名
2014年	美しい彼
2016年	憎らしい彼美しい彼２
2019年	悩ましい彼美しい彼3
2021年	interlude 美しい彼番外編集

美しい彼

クラス最底辺の高校生・平良が恋をしたのは美しく不遜なキングだった――

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憎らしい彼美しい彼２

紆余曲折の末、恋人同士になった二人。
ところが、平良のニュースタイル関白宣言に清居の悩みはつきなくて…!?

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悩ましい彼美しい彼3

新進若手俳優・清居の新作は、売れない芸人役!!
難役に悩んだ末、ある秘策のため、恋人・平良に同棲解消を言い渡し!?

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interlude 美しい彼番外編集

役作りのため、同居を解消した平良と清居に起こっていた、もう一つの出来事とは…!?

「悩ましい彼」の舞台裏を二人の視点で交互に綴る、大ボリューム90P超の新作書き下ろし!!
平良の愛称「きも殿下」誕生の経緯から、清居の幼少期の回想録まで入った必読の番外編集

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小説感想（ネタバレ無し）

感想

ニヤニヤして一気に読めるBL小説です！
うまく噛み合わないこじらせ感、主役2人のイチャイチャを読んだら幸せな気分になります

細かな心情描写、R18描写もあり、なんといっても可愛くて美しい
切なく純粋で愛が溢れて気持ち悪い（攻）×美人ツンデレ（受）が性癖にズブズブ刺さって悶えられる！笑

ドラマにハマったので原作を読みましたが、キャラの内面がより深くわかって良かったです。