中国アニメ『天官賜福2期 日本語吹替版』12話(最終話)の視聴感想(ネタバレあり)

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TVアニメ『天官賜福』(てんかんしふく、天官赐福)は、墨香銅臭(モーシャントンシウ)の中国Web小説を原作とした美しく壮大な中国ファンタジーアニメ作品です。

『天官賜福』アニメ第2期、日本語吹替版の情報をお届けいたします。

この記事では『天官賜福2期 日本語吹替版』の用語解説、アニメ2期 12話(最終話)、の感想などをまとめています。

本記事はネタバレを含みます。
アニメ2期 12話を視聴していない人はお気をつけください。

目次

用語・解説

皇陵(こうりょう)
天皇の墳墓。みささぎ。天皇・皇后などの墓所。

小鏡王(シャオジンおう)
青鬼戚容の人間だった時の呼び名。もとは仙楽国の皇族で、謝憐の従弟。
仙楽国が滅亡する前は、謝憐を「太子従兄(にいさま)」と呼び崇拝していた。

銅炉山(どうろさん)
銅炉山は火山だが、ただの山ではなく山中には蠱城という町がある。
数百年おきに無数の鬼達がここに集まり、最後の一人になるまで殺し合いをする。通常は誰一人残らないが、もし残ったとしたらその鬼は混世魔王(世を騒がせる大悪人)になるという。

絶境鬼王(ぜっきょうきおう)
絶境鬼王(等級が絶の鬼の王)のこと。 血雨探花と黒水沈舟。

天官賜福(てんかんしふく)
天官が福を賜る、神の祝福がある、というような意味。

百無禁忌(ひゃくむきんき)
中国語で魔除けに使われる言葉で、禁忌は何もない、好きなようにしてよい、というような意味。

アニメ2期-12話「百無禁忌」(ネタバレあり)

ここから少しネタバレを含みます。お気をつけください。

ここからBL要素が含みます。苦手な人は、お気をつけください。

第十二話「百無禁忌」
仙京に戻った謝憐は君吾に鎏金宴の真実を伝える。一連の出来事を経て花城への信頼を一層強めた謝憐だったが、反対に君吾は花城に強い警戒心を抱いていた。そして天界を後にした謝憐は、荒れ果てたかつての仙楽国へ赴く。両親の棺へと向かう謝憐だったが、そこで待っていたものは…。

引用元:©天官賜福製作委員会

さんらん、鬼一に戻るのか?

兄さんは仙京へ?

だけど…俺と鬼一にくるのなら、歓迎する

今度にしよう!

極楽坊を立て直す時は、私がレンガを運ぶ

必要ないよ!座って見てるだけでいい

どうであれ…千秋の件は感謝する!
何が正しいかはわからない
だけど、こういうのも悪くない…

考えすぎだ

貴方は好きなようにやって…

(天を仰ぎ見る)

アニメ2期-12話 感想

2期-12話 感想

あっさりとした2人の別れのシーン…
謝憐は、仙京へ戻り鎏金宴の真相を報告したのち、過去を思い出して天界から人界へ舞い降ります。

そこは楓の林で覆われた、800年前は参拝する信徒が絶えなかった太蒼山。
美しかった過去の記憶とは異なり、今は焼け野原となっています。
そして仙楽皇陵へたどり着いた謝憐は、再び戚容と対峙。回想シーンから感動的なアニメーションと音楽が続きます…

そして最終話の名シーン!
「兄さん、今度は肩を並べて最期まで歩みたい」胸に突き刺さるセリフの威力
最高です!ありがとうございます!!

終盤の中国的な演出と音楽が本当に美しいですね。今までの余韻に浸れるアニメーション…最後に蝶と像で表現する演出に感服しました。
2期を見終わった満足感…全てが尊い(泣)

続編がありそうだけど、これで終了してもおかしくない…まとめ方で終わった気がします(泣)

「天官賜福、百無禁忌」の意味

「天官賜福、百無禁忌」とは?

神の祝福があるので禁忌は何もない、神に守られているので何があっても大丈夫、というような意味。

原作では霊文が任務に出掛ける謝憐に向かって
「天官賜福(天の祝福があらんことを)」と言い

謝憐が「百無禁忌(恐れるものなし)」と返す場面がある。
また、謝憐が行動を起こす前におまじないとして「天官賜福、百無禁忌」と唱える場面もある。

タイトルでも、2期12話が綺麗にまとめられています。

アニメ2期-12話 ピックアップ・キャラ

君吾(ジュンウー)CV:子安武人

帝君(ていくん)
称号:神武大帝
身長:193㎝

千年にわたり、三界の第一武神として君臨。
武神だが物腰が柔らかく、美男。
全ての神官をまとめる長である。
神官は自分の地盤にある寺院や信徒が法力の源になっているが、神武大帝だけはあらゆるところに信徒がいるため地盤は関係ない。

裴茗(ペイ・ミン)CV:諏訪部順一

通称:裴将軍(ペイしょうぐん)
明光将軍(ミングアンしょうぐん)
身長:188㎝
外見は26~27歳

北方を守護する武神。
元は須黎国の将軍。決断力があり、女性好みの美男子で好色家でもある。武神であるが、民間では恋愛の神としても崇拝されている。

謝憐(シエ・リェン)の声優「神谷浩史」とは?

謝憐(シエ・リェン)

【神谷浩史(かみや ひろし)の基本情報】

1975年1月28日生まれ
(2024年3月時点、49歳)

日本の男性声優、歌手、ナレーター
趣味:ネコいじり
愛称:ヒロC、ピロシ、かみやん

神経質な男、影のある美青年など、優男を演じる機会が多い。
2006年、バイクの運転中に交通事故に遭い入院。約1ヶ月意識不明の危険な状態にあったが、驚異的な回復で復帰をする。その後、数々の声優アワードでの受賞を果たす。

出演アニメキャラクター代表作
・「斉木楠雄のΨ難」斉木楠雄
・「〈物語〉シリーズ」阿良々木暦
・「黒子のバスケ」赤司征十郎
・「ONE PIECE」トラファルガー・ロー
・「進撃の巨人」リヴァイ
・「夏目友人帳」夏目貴志
・「同級生」草壁光

神谷浩史が演じるなかで好きなアニメは〈物語〉シリーズです。BLが見たい場合は「同級生」をお勧めします!

花城(ホワチョン)の声優「福山潤」とは?

花城(ホワチョン)

【福山潤(ふくやま じゅん)の基本情報】

1978年11月26日生まれ
(2024年3月時点、45歳)

日本の男性声優、歌手、ナレーター
趣味:麻雀、自転車、筋トレ
愛称:潤、潤君、じゅんじゅん、ふくじゅん

闇属性や謎に満ちた人物、クセの強いキャラ、高貴な生まれのキャラクターを演じる機会が多い。

そして、数々の声優アワードでの受賞歴有。

出演アニメキャラクター代表作
・「コードギアス 反逆のルルーシュ」ルルーシュ
・「七つの大罪」キング
・「青の祓魔師」奥村雪男
・「暗殺教室」殺せんせー
・「黒執事」グレル・サトクリフ
・「しろくまカフェ」パンダくん
・「おそ松さん」松野一松

アニメ「狼と香辛料」は、福山潤が演じる2024年4月1日より放送開始の主演作品です!

「狼と香辛料」は「天官賜福」とは全く異なる世界観のアニメですが、独特の空気感がある商人の旅路の物語となっています。

原作小説「天官賜福」

原作小説「天官賜福」読んでアニメ3期を、待ち続けるしかない…

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