アニメ「デリコズ・ナーサリー」基本用語・単語・設定など解説

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アニメ「デリコズ・ナーサリー」は、オリジナル演劇作品『TRUMP』シリーズの完全新作アニメ。

©末満健一/デリコズ・ナーサリー製作委員会

2024年8月7日より放送開始されましたが、独特の世界観と設定があるゴシックファンタジー作品です。

この記事ではアニメ『デリコズ・ナーサリー』(TRUMPシリーズ)の世界観・簡単な設定・用語が分かるようにまとめています。

アニメ範囲での説明となるので、ネタバレはないです。

ただし、察しが良い人はお気をつけください。

目次

基本用語・種族

アニメ「デリコズ・ナーサリー」は、人間と吸血種が存在する世界。

命ある者には必ず死が訪れるが、世界のどこかには例外から外れた不老不死者がいるという…

TRUMP(トランプ)/TRUE OF VAMP

・吸血種の始祖
TRUMP=”TRUE OF VAMP”の略称
・永遠の命を持っていると伝えられる
・すべての吸血種たちのイニシアチブの頂点にあるとされている
・吸血種&人間種の双方に、TRUMPを信仰する者たちがいる

吸血種(ヴァンプ)

・吸血鬼、ヴァンパイアのこと
・太陽、聖水、ニンニク、銀などが弱点ではない
・かつての吸血種は不死だったが、現代の吸血種に不死の力はなく、刺されたり撃たれれば死ぬ

ダンピール

・人間種と吸血種の混血
・忌み嫌われる存在であり、両種族の社会から迫害される

設定用語・単語

繭期(まゆき)

・若い吸血種にとっての「思春期」の時期
・成人にむかうための通過儀礼
・精神が不安定になり幻覚、妄想、凶暴化、感覚の鋭敏化など様々な症状が現れる

イニシアチブ

・主導権のこと
・吸血種同士、咬んだ者と咬まれた者の間に《イニシアチブ》という強制的な主従関係が生じる
・一度発生したイニシアチブは取消しできない
・他人を咬む行為は固く禁じられている

※吸血種が人間を噛んだ場合、人間は大抵が死に至る

原初信仰(げんしょしんこう)

TRUMPを神とする信仰、危険な思想として粛清対象とされる

不可侵条約(ふかしんじょうやく)

・吸血種と人間は関わってはいけない条約が結ばれいる

吸血種の特徴

吸血種
寿命人間と大差ない寿命
特徴血液を摂取する必要がある
食用の血液がある
繭期若い吸血種はクランで教育を受ける
イニシアチブ上位からの命令には逆らえない
命令は「実現可能なもの」に限る

※人間や同族の血を摂取することは禁止

組織の呼称

血盟議会(けつめいぎかい)

©末満健一/デリコズ・ナーサリー製作委員会

・吸血種たちの最高統治機関
・古くからの名家によって構成される
・貴族階級の吸血種たちによる政府のようなもの

ヴラド機関

・伝説の吸血種《TRUMP》の監視を行うための、超法規的特務組織

血盟警察(けつめいけいさつ)

・血盟議会直属の治安組織
・吸血種たちの警察のようなもの

クラン

・繭期の若き吸血種たちを集めた教育機関
・血盟議会直属の組織であり、普段は厳重な警備が敷かれている

ペンデュラム

・伝説の吸血種《TRUMP》を信仰する吸血種たちを中心とした、反社会組織。

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2009年に劇作家・末満健一により上演されたオリジナル演劇作品が『TRUMP』。

《永遠の命》を持つとされる伝説の吸血種《TRUMP》の不死伝説に翻弄されていく人々の《血と命を巡る1万5000 年》の物語。

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