アニメ「烏は主を選ばない」用語や単語・身分や読み方・難しい言葉のまとめ

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TVアニメ『烏は主を選ばない』(からすはあるじをえらばない)は、和風大河ファンタジーアニメです。

独特な和風ファンタジーの世界観と宮中が舞台なので、言葉が難しく理解ができないことはないでしょうか。

すこしでも、世界観や用語が分かるようにまとめています。

© 阿部智里/文藝春秋/NHK・NEP・ぴえろ

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目次

基本用語・読み方など

山内(やまうち)

山神さまによって、開かれたと伝えられる世界。八咫烏の一族が住まう。
この地を統治する族長一家が宗家(そうけ)、その長が金烏(きんう)と呼称される。
東・西・南・北の有力貴族の四家によって東領、西領、南領、北領がそれぞれ治められている。

八咫烏(やたがらす)

山内の世界の住人たち。三本足の烏。
鳥から人、人から鳥に「転身」できる。
烏の姿を鳥形(ちょうけい)といい、人の姿を人形(じんけい)という。

※貴族階級では鳥形を卑しい姿だと考えているので、一生をほぼ人形で過ごす。

転身(てんしん)

人から鳥に転身すれば長距離を飛行できる。
太陽が出ている時間帯は転身が可能だが、夜は転身ができなくなる。

羽衣(うえ)

庶民や軍人は好んで鳥形を取る。これら鳥形を多用する者は、羽衣(うえ)という黒い着物を編む。
これは自らの意図で生み出す体の一部と言えるもので、羽衣を身に纏えば裸にならずとも転身可能である。

八咫烏の身分階級

八咫烏には身分の差があり、上から

八咫烏の長である宗家の金烏(きんう)
貴族階級を宮鳥(みやがらす)
町で商業を営む者を里烏(さとがらす)
地方の庶民を山烏(やまがらす)
鳥形のまま家畜として使役されるものは(うま)と呼ばれる。

※3本目の足を縛られると、人の姿になれないので荷物を運ぶ「」になる。

金烏(きんう)

山内の君主にして宗家の族長。
中央山内部に御所を構える。在位中の金烏は「今上」、「今上帝」や「主上」と称される。敬称は陛下。
金烏は「真の金烏」と「金烏代」の二種類に分けられる。

真の金烏(まことのきんう)

数十年に一度、宗家の家系に産まれる不思議な力を持つ八咫烏は「真の金烏」と呼ばれる。
真の金烏が産まれると、皇位の長子相続制の例外として、必ず金烏に即位する。
真の金烏は夜でも転身ができる。鳥形になればどんな八咫烏よりも大きく立派。

金烏代きんうだい

真の金烏が産まれるまでの間、金烏の座にある者。宗家の中で長子が皇位を継承する。

単語・呼称

宗家(そうけ)

山内の君主である金烏を輩出する家。金烏や上皇、皇族を指す。
中央山を含む「中央」を直接支配する。

大紫の御前(おおむらさきのおまえ)

後宮で最も力のある女性皇族の尊称。
必ずしも皇后が称するとは限らず、金烏の母后が称することもある。

近習(きんじゅう)

主君のそば近くに仕える役。近侍 (きんじ) 。

山内衆(やまうちしゅう)

宗家の近衛隊。
勁草院で優秀な成績を収めたものだけが山内衆になることができる。

勁草院(けいそういん)

厳しい訓練がほどこされる山内衆の養成所。

藤宮連(ふじみやれん)

普段は宗家女房として仕えているが、有事の際は警護や戦闘にあたる女武者集団。
自ら鳥形になって戦う事もある。

明鏡院(めいきょういん)

若宮の兄・長束が統括する神寺。

登殿(とうでん)

四家の姫たちが、皇太子の后候補として桜花宮に移り住むこと。

桜花宮(おうかぐう)

登殿した姫たちが住む宮殿。登殿の儀の舞台。
主殿である藤花殿(ふじのはなどの)を中心に、春殿、夏殿、秋殿、冬殿がある。
御殿は、四家の姫にそれぞれ一つ与えられる。

【登殿後の規則】

・姫の無断での外出禁止
・外部の者を無断で連れ込むこと禁止

※規則に背く場合は、姫の位に関係なく厳罰に処される。

入内(じゅだい)

金烏の后に決まった女性が、正式な妃として後宮に入ること。

仮名(かりな

仮名は、本名に代わって普段使われる呼び名である。通称。

昔の人は「本名を明かす」ことをタブーとしていることがあり、肩書や仮名などで呼んでいる。

烏大夫(からすだゆう)

昔話を元にした、相手への侮辱を含めた呼び方。
烏が姫に化けていた時の呼び名が“烏太夫”。見た目が美しくても、宮中の常識を知らない事で包み隠していた悪いことが発覚する滑稽さを表す。

招陽宮(しょうようぐう)

皇太子、次の金烏となる若宮の住まい。

紫宸殿(ししんでん)

政治の場である朝廷の中心地。四家を集めた御前会議が行われる場。
招陽宮とも繋がっている。

女房(にょうぼう)

宮中や貴族の屋敷に仕えた女性のこと。

宿下(やどさがり)

暇をもらい、親元などへ帰ること。

お渡り(おわたり)

帝や将軍が相手の部屋に行くこと。(子作りを意味する)

雪隠せっちん

便所。厠(かわや)。トイレのこと。

元服(げんぷく)

男子が成人になったことを示す儀式。元服時の年齢はおおよそ11歳~17歳。

総仕舞(そうじまい)

遊郭で、その店の遊女を全部買いきること。

死に水(しにみず)

死に水は「末期の水(まつごのみず)」とも呼ばれ、死にぎわに口に水を含ませること。

「死に水を取る」とは、臨終の間際や亡くなった後に、故人の口に水を含ませる儀式のこと。
喉を潤すことで、安らかに旅立って欲しいという願いを込めた最期のお別れの儀式。

アニメ第13話のセリフ「お前の死に水は、私にとらせてほしい」は、死にぎわの面倒をみる。 死ぬまで世話をする。という意味合いが含まれると考えられます。

奈月彦を理解したうえで、愛していることが示唆される浜木綿の言葉です。

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