80~90年代「懐かしの名作アニメ映画」7選!昔の有名作品は面白いのか?手作業時代のクオリティは?

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1980~1990年代のアニメ映画は、今とは違い紙に描いた線画をセルと呼ばれる透明なシートに転写し、それを手作業で着色した上で、順番に取り替えながら撮影する制作方式でした。

これは、その放送時間と比較して大変な労力を要していました。

いわゆる昔のアニメは、全て手作業です!

昔のアニメは、大人も楽しめる作品に力を入れているものが多いです。
難解なストーリー、複雑で説明が少ない作品など、観る人に解釈を委ねるような描写が好きな人にはお勧めです。

そんな大人にお勧めしたいアニメ映画、7選を紹介いたします。

目次

アニメ映画「AKIRA」

©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

アニメ映画「AKIRA」の製作期間3年、総製作費10億円という当時としては破格の歳月や労力をつぎ込んで生み出された濃密でハイクオリティなアニメーションが国内外に多くの影響を与えた伝説的アニメ映画です!


公開日:1988年7月16日
原作 :大友克洋『AKIRA 』
(講談社・ヤングマガジン)
監督:大友克洋
脚本:大友克洋・橋本以蔵
作曲・指揮:山城祥二
キャラクターデザイン:大友克洋
作画監督:なかむらたかし
作画監督補:森本晃司
制作:東京ムービー新社
製作:アキラ製作委員会

あらすじ

2019年のネオ東京。ある夜、金田をリーダーとするバイクの一団のメンバー・鉄雄が負傷した。彼は突如現れた軍用へリでラボに運ばれ、不思議な力に覚醒する。
一方、街ではゲリラたちの銃撃戦が始まる中、謎の軍用兵器「アキラ」の覚醒が予言される。暴走する鉄雄と、鉄雄を取り戻そうとする金田の戦いが始まった!

オネエちゃん

よく分からないけど良いのよお~80年代の作品とは思えないわ

アニメ映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」

(C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT

スティーヴン・スピルバーグやジェームズ・キャメロンにも絶賛されたという本作。
全世界でのビデオ・DVDの売上は130万本。続編は2004年公開の『イノセンス』です。


公開日:1995年11月18日 
2021年(4Kリマスター版)

原作 :士郎正宗『攻殻機動隊』
監督:押井守
脚本 :伊藤和典
キャラクターデザイン:沖浦啓之
作画監督:黄瀬和哉・沖浦啓之
制作:Production I.G
製作:講談社・バンダイビジュアル
MANGA ENTERTAINMENT

あらすじ

西暦2029年——企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなるほど、情報化されていない近未来。
情報化のネットワークが地球を幾重にも覆い尽くし、一方でコンピューター犯罪やサイバーテロが日常化した時代。公安9課、通称「攻殻機動隊」に所属する草薙素子は、国際的に指名手配された謎のハッカー“人形使い”を巡る捜査に乗り出すことになる。

人形使いとは、さまざまな人間の記憶や行動を、脳をハッキングすることで操るという特徴的な犯行スタイルのために付与されたコードネームだったが、その正体は一切不明のままであった。


何度見ても色褪せない、歴史に残る名作アニメ映画。ストーリー、キャラクター、サイボーグ、電脳の描き方、世界観から音楽まで、今観ても凄い作画で凄まじい完成度の作品です

約30年前の作品とは思えない映画で大好きです!
やっと時代が、この映画に追いついた気がしますね。

アニメ映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」

© GAINAX・カラー/Project Eva.

90年代に社会現象を巻き起こしたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場版で、TV放送時に物議をかもした25話と26話を完全新作で描きなおした完結編。
テレビアニメとは異なる結末を描いた第25話『Air』(エアー)と第26話『まごころを、君に』からなる2部構成である。


公開日:1997年7月19日
総監督:庵野秀明
脚本:庵野秀明
監督:摩砂雪・ 鶴巻和哉
キャラクターデザイン :貞本義行
エヴァシリーズデザイン :本田雄
制作: Production I.G、GAINAX
製作: EVA製作委員会

あらすじ

人為的なサードインパクトに失敗したゼーレはネルフに攻撃を仕掛けてきた。
絶望的状況の中、母の存在、自己の存在を確認したアスカが復活、反撃を開始。しかし、初号機に搭乗したシンジの見たモノは、無惨な残骸となったアスカの弐号機だった。

通称“旧劇場版”と呼ばれる作品。
グロ耐性がないとトラウマになるかも…。

2006年には、本作品を新たな設定・ストーリーで再構築した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ全4作の制作を発表。

2007年に第1作『序』
2009年に第2作『破』
2012年に第3作『Q』
2021年に第4作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開された。

アニメ映画「PERFECT BLUE パーフェクト ブルー」

『パーフェクトブルー』(C)1997MADHOUSE

アニメ映画「PERFECT BLUE パーフェクト ブルー」は今敏の初監督作品。
アニメーションとしては、当時まだ新しいジャンルであったサイコホラーに挑んだ作品である。


公開日:1998年2月28日
2023年(4Kリマスター版)

原作:竹内義和『パーフェクト・ブルー 完全変態』
製作総指揮 :鷲谷健
キャラクター原案:江口寿史
監督・キャラクターデザイン:今敏

あらすじ

アイドルグループを脱退し、新人女優として活動を始めた未麻は、自分の意向とは裏腹に舞い込む、過激なグラビアやTVドラマの仕事に戸惑いを隠せない。
だが、彼女の周囲でその関係者を標的とした殺人事件が次々と発生し始めて――。

本作のコンセプトは「現実と虚構」。現実と虚構が混同して分からなくなっていく感覚を味わえます。
良い意味で気持ち悪くて不気味な異色アニメ映画です。

観てると不思議な感覚になり、脳がバグるかもしれません。
あと1人で観てくださいね。家族で観たら凍り付きますから!

アニメ映画『PERFECT BLUE』
レイティング:R-15指定(Parental Guidance)

  • R-15では、15歳未満の鑑賞が認められていないが、中学卒業から高校入学までの期間などのグレーゾーンが存在するため、映画館によっては対応が異なる。
  • アニメ映画『PERFECT BLUE』の場合、制作国である日本のみR15であり、その他ほとんどの国では18禁に指定されている。

アニメ映画「銀河英雄伝説 わが征くは星の大海」

[c] 田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっふ・サントリー [c] 加藤直之

刊行40周年を迎えた『銀河英雄伝説』は、累計発行部数1500万部を超える田中芳樹による傑作小説。銀河帝国軍のラインハルトと、自由惑星同盟軍のヤンという2人の英雄の対決を軸に、銀河の興亡を描く。


公開日:1988年2月6日
2022年(4Kリマスター版)

原作:田中芳樹『銀河英雄伝説』
監督:石黒昇
脚本:首藤剛志
演出:さかいあきお
作画監督・キャラクターデザイン:奥田万つ里
メカニックデザイン:加藤直之・スタジオぬえ
製作:キティフィルム・徳間書店
製作:徳間ジャパンコミュニケーションズ

あらすじ

帝国暦486年。艦隊を率いてイゼルローン要塞を目指すラインハルトに、ミュッケンベルガー元帥より、要塞に接近しつつある自由惑星同盟軍艦隊を迎撃せよ、との指令が届く。
ミュッケンベルガー元帥とその幕僚は、ラインハルトを皇帝の寵姫である姉の威光を借りる若僧と見做し、捨て駒として使おうと考えていたのだ。ガス状惑星レグニツァ上空での、同盟軍第二艦隊とラインハルト艦隊の戦闘は、レグニツァの過酷な環境により至近距離での乱戦となる。

アニメ映画「銀河英雄伝説 わが征くは星の大海」は、クラシック音楽の名曲“ボレロ”をBGMにした戦闘は必見の価値あり。宇宙空間とクラシックの素晴らしいマッチングによる重厚感があるアニメ作品である。

オネエちゃん

ラインハルト様は、時代を超えてお美しいわ

アニメ映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」

(C) 1984 ビックウエスト

TVアニメ「超時空要塞マクロス」をもとに全編新作で作成された劇場版。ストーリー構成やキャラ&メカ設定などが刷新されている。通称“初代マクロス劇場版”とも呼ばれる。


公開日:1984年7月21日

原作:スタジオぬえ
監督:石黒昇、河森正治
企画】:ビックウエスト
ストーリー構成・脚色:河森正治
脚本:富田祐弘キャラクターデザイン:美樹本晴彦

プロダクションデザイン:宮武一貴
作画監督:美樹本晴彦、板野一郎、平野俊弘
音楽:羽田健太郎
制作:タツノコプロ

あらすじ

西暦2009年、戦闘種族ゼントラーディと遭遇し、戦闘に入った宇宙戦艦マクロスは今、地球への帰路にあった。
土星圏タイタン軌道上で敵の陽動作戦にあい、その艦内に敵部隊の侵入を許してしまう。
一方、都市空間を擁する内部では、まさにアイドル歌手リン・ミンメイのファーストコンサートが行われていた。
コンサート会場に出現した敵から逃げまどうミンメイ。

歌姫リン・ミンメイを声優として演じ、その主題歌「愛・おぼえていますか」を大ヒットさせたシンガーソングライターが飯島真理である。その歌声は、透明感があり優しく包み込むような神曲である。

声優と劇中歌の歌手が同じ人なのは、アニメ好きとして嬉しい限りです

アニメ映画「天空の城ラピュタ」

© 1986 Studio Ghibli

アニメ映画「天空の城ラピュタ」は、監督:宮崎駿の小学校時代に考えていた架空の作品が骨子となっており、原作となる作品が存在しない初のアニメオリジナルの監督作品である。


公開日:1986年8月2日

原作・脚本・監督:宮﨑 駿
プロデューサー:高畑 勲
音楽:久石 譲
制作: スタジオジブリ
製作:徳間書店

あらすじ

少女・シータは政府の特務機関に捕まり、飛行船で輸送されていた。海賊ドーラー一家の襲撃を受ける隙に乗じて、逃げ出そうとしたシータは誤って飛行船から落ちてしまう。
その頃、鉱山で働く少年パズーは空から何かが降ってくるのを見つける。その何かこそ、飛行船から落ちてしまったシータだったのだ…。

大人気のジブリ映画ですが、80年代の代表作といえば「天空の城ラピュタ」ではないでしょうか。

少年少女が大活躍する冒険活劇。子どもにもわかりやすい物語なのに、大人も夢中になれる見事なストーリー展開は最高です。こんなにテンポ良く笑いあり涙あり感動ありのアニメ映画は中々ありません。

オネエちゃん

もう、パズーかっこよすぎるでしょ!
ワクワク冒険しながらドキドキしちゃうなんて最高よね

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